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秋の夜長に読みたい!子どもが喜ぶハロウィン絵本おすすめ5選

秋の訪れとともに、子どもたちがワクワクするイベントといえば「ハロウィン」。保育園やご家庭でも、仮装やお菓子を楽しむ文化がすっかり定着しました。そんなハロウィンの雰囲気を、絵本を通じてもっと楽しんでみませんか?

今回は年齢別のおすすめ絵本や、保育園での読み聞かせにぴったりの絵本を紹介します。読み聞かせの工夫やアレンジもお届けしますので、秋の絵本タイムにぜひご活用ください。

目次

ハロウィンが絵本でより楽しくなる理由

子どもにとって「ハロウィン」はワクワクの宝庫

ハロウィンは、子どもにとって“非日常”を楽しめる絶好のイベントです。おばけや魔女などのキャラクターに興味津々だったり、仮装して街を歩く体験にドキドキしたり。そんなハロウィンの世界観は、絵本との相性が抜群。

言葉やストーリーを通じて、子どもの想像力を豊かにしながら、イベントへの期待感を高めてくれます。

絵本が季節のイベントをもっと深く味わわせてくれる

季節の行事に関連した絵本を読むことは、子どもにとっての「体験の下地」になります。例えば、ハロウィンの意味をやさしく伝える内容や、楽しい仮装の様子が描かれた絵本は、行事に対する理解や関心を深める手助けに。

また、繰り返し読むことで、イベントに対する記憶が強く残り、次の年の楽しみにつながっていきます。

年齢別!ハロウィンにぴったりの絵本紹介

0〜2歳におすすめのやさしいハロウィン絵本

この年齢の子には、はっきりとした色使いと簡単なストーリーが魅力的な絵本がおすすめ。怖さよりも楽しさ重視で選びましょう。

  • 『ハロウィンのかくれんぼ』(いしかわこうじ)
     カラフルなしかけが魅力の、見て触って楽しめる絵本。くり返し読んで、「どこにいるかな?」と親子で会話を楽しめます。特に0歳児クラスの子どもには親しみやすい動物が出てくるので、興味を持ってみていますよ。
  • 『いないいないばあ おばけ』(新井洋行)
     「いないいない…ばあ!」の展開で、おばけもかわいく感じられる一冊。夜を怖がる子への読み聞かせにもぴったり。

3〜4歳にぴったり!おばけや仮装が楽しい絵本

この頃の子どもは、おばけや魔女への興味が一気に高まる時期。怖がりつつも惹かれる、そんな心に寄り添う絵本がおすすめです。

  • 『ハロウィンってなあに?』(クリステル・デモワノー)
     ハロウィンの起源や由来をやさしい言葉で伝える、知育要素もある絵本。イベント前に読めば、意味を理解して楽しめます。理解した事を子ども同士で話し合う姿もよく見られたので、読んだ後の子どもの様子を観察するのもおすすめです!
  • 『おばけのてんぷら』(せなけいこ)
     ユーモアたっぷりの内容で、こわくないおばけが登場。ラストにクスッと笑える仕掛けもあり、読み聞かせに最適です。せなけいこさんのおばけシリーズはハロウィンシーズンに限らず楽しめるので、ふとした時に読んであげたい一冊です。

5歳以上におすすめのストーリー性ある絵本

年長児になると、物語の展開やキャラクターの気持ちを理解できるようになります。少し長めでも、ストーリーに引き込まれる絵本を選びましょう。

  • 『おばけパーティ』(ジャック・デュケノワ)
     色が変わるおばけたちが、ケーキを食べたりジュースを飲んだりして大騒ぎ。色彩やストーリー展開がユニークで、視覚的にも楽しめる作品です。
  • 『魔女の宅急便 絵本版』(角野栄子)
     人気のキキが活躍する絵本で、仮装のアイデアにもつながるかも。憧れを持ちながら読み進められる一冊です。
    ジブリ好きの子は映像で見た事があるかも。保護者にも絵本を読んだことを伝えて家庭とも共有すると話題が広がることもあるのでおすすめ!

保育園での読み聞かせにおすすめのハロウィン絵本5選

「ハロウィンってなあに?」(対象:3歳〜)

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/61uQ8UIIu4L._SY385_.jpg

ハロウィンの由来をやさしく解説してくれる定番絵本。保育園での導入としてぴったりで、子どもたちの興味を引き出します。読み始めから、集中して見ている子が多いと感じていた一冊。イベント時だけでなく、製作する時やハロウィンって何だろうと知るきっかけになれる絵本です。

「ねないこだれだ」(対象:2歳〜)

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/81Yp7djAE+L._SY342_.jpg

言わずと知れたロングセラー。ちょっぴりこわいけど、子どもたちの心に残る作品です。行事に合わせて読むと特別感が出ます。この絵本は私が担任を持っていた頃もよく読んでいました。(笑)フレーズも覚えやすく、2歳児クラスになると文字が読めなくても内容を暗記している子もいるくらいの人気絵本でした!

「おばけのバーバパパ」(対象:3歳〜)

引用:https://www.ehonnavi.net/img/cover/500/500_Ehon_758.jpg

カラフルでユーモラスなおばけ「バーバパパ」が大活躍。仮装や変身の楽しさを伝える内容で、イベント前の読み聞かせにも最適です。ちょっと不思議なバーバパパですが、いまだに子ども達から人気がありよく読んでいたなぁという思い出のある一冊です。

「ハロウィンのかくれんぼ」(対象:0〜3歳)

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/61pFxxQ-RwL._SY342_.jpg

しかけ絵本なので、じっと聞くのが難しい小さな子どもにも人気。指を使って遊びながら楽しめます。
とにかく乳児クラスにはこの絵本をおすすめ!怖くないし、イラストも分かりやすくてじっくり読めるのでおすすめです。紙も厚いので、一人で読むにも破れる心配もほぼありません。(笑)

「おばけパーティ」(対象:4歳〜)

引用:https://www.ehonnavi.net/img/cover/350/350_Ehon_1293.jpg

色とりどりのおばけたちが登場し、盛り上がること間違いなし。行事当日の読み聞かせに取り入れるのもおすすめです。『パーティ』と聞くだけでなんだかわくわくしません?子ども達からもリクエストが多い絵本の中の一冊なので、ぜひ読んでみてほしいです。

ハロウィン絵本をもっと楽しむ!おすすめの読み聞かせアレンジ

仮装をして読むと、子どもの集中力がぐっとアップ

読み手が魔女やおばけの仮装をして読むだけで、子どもたちの目がキラキラに。保育士同士で役割を分けて演じるのも効果的です。仮装も保育園によって持参なのか手作りなのかなど決まりがあるので、園長先生や係の先生に確認してみるといいかと思います。

絵本に出てくるセリフを一緒に言ってみよう

「トリック・オア・トリート!」など、セリフを一緒に言わせてみると参加型の読み聞かせに。子どもたちも積極的に関わるようになります。聞き慣れない言葉もなかにはあるので、参加型にする時はゆっくりはっきりと教えてあげるように読んであげましょうね。

読後にできる簡単な遊びや製作アイデア

絵本のキャラクターをモチーフにしたお面作りや、ハロウィンバッグ作りを取り入れると、物語と製作のつながりができてより記憶に残ります。イベント当日までの間にいかに期待感を膨らませられるかも保育士の腕の見せ所なので、製作の導入や由来なども絵本や遊びを通しつつ教えてあげられるといいですね。

まとめ|ハロウィン絵本で秋のイベントをもっと特別に

ハロウィンは、子どもにとって一年の中でも特別なイベント。その気持ちをさらに盛り上げてくれるのが、絵本の力です。年齢に合った絵本を選び、楽しい時間を過ごすことで、子どもたちの心に残る思い出となります。

保育園でも家庭でも、今年のハロウィンはぜひ“絵本”を取り入れてみてください。読み聞かせの工夫や製作と組み合わせれば、より深く、楽しい時間になること間違いなしです。

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