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1歳におすすめの「しかけ絵本」完全ガイド|好奇心を育てる人気絵本を紹介!

絵本の世界に触れはじめる1歳児。まだ言葉が少なくても、「見る」「触る」「めくる」ことで楽しめるのが“しかけ絵本”です。今回は、1歳にぴったりのしかけ絵本の魅力やおすすめの作品、選び方のポイントまでを徹底解説。プレゼントにも喜ばれる人気絵本もご紹介します。

目次

しかけ絵本とは?1歳に人気の理由

しかけ絵本の特徴とは

しかけ絵本とは、ページをめくると立体的なパーツが現れたり、隠された絵が出てきたりと、視覚や触覚を刺激する“工夫”が施された絵本のことです。

例えば「めくる」「引っ張る」「スライドさせる」「立ち上がる」といった動きが加わることで、ただ絵を眺めるだけでなく、子ども自身が“参加”しながら読み進められるのが特徴です。

1歳児の発達としかけ絵本の相性

1歳ごろの子どもは、手先を使って遊ぶことが増え、好奇心や集中力もグンと伸びる時期です。まだ文字は読めなくても、「隠れていた動物を見つけた!」「ページをめくったら音がした!」といった驚きの体験が、豊かな感性を育てます。

しかけ絵本は、そんな発達途中の1歳児にとってぴったりの遊び道具であり、学びのツールです。

指先を使う=脳の刺激に!知育効果も

「指先は第2の脳」と言われるように、手を使う遊びは脳の発達に大きく影響すると言われています。しかけ絵本での「めくる」「押す」「引っ張る」といった動作は、自然と指先の訓練にもなり、脳の発達を促します。

さらに、親子で一緒に絵本を楽しむことで、ことばの習得や感情表現のきっかけにもつながります。

1歳におすすめ!人気のしかけ絵本5選

ここでは、保育士や絵本専門家にも選ばれている、1歳におすすめのしかけ絵本を5冊ご紹介します。どれも実績のある人気作品なので、初めての絵本選びにも安心です。

ちなみに私も保育士で担任時代によく読んでいた絵本たちでお気に入りです!

『いないいないばああそび』(きむらゆういち/偕成社)

引用:https://pictbook.info/wp-content/uploads/2017/04/d3658538eabdc0abb639a890b5900027.jpg

「いないいない…ばあっ!」の繰り返しで展開される大人気のしかけ絵本。ページをめくるたびに、動物たちが次々と“ばあ”してくれるので、子どもも大興奮!保育園で子ども達に読んでいると自然と集まってみんなで見ていました。(笑)
厚紙仕様で丈夫なので、よっぽどの力でないと破れたりする事もなく、何度めくっても安心です。

『だれかな?だれかな?』(なかやみわ/福音館書店)

引用:https://www.fukuinkan.co.jp/img/goods_img/01-1911_01.jpg

ページの“めくり”が楽しいシンプルな構造で、次に登場する動物を当てながら楽しめる一冊。「めくって正解!」の快感があり、好奇心をくすぐります。イラストもやさしく、安心して1歳から楽しめます。
少しずつ言葉が話せるようになってくると何の動物か教えてくれる子どもの姿は微笑ましかったですよ!

『じゃあじゃあびりびり』(まついのりこ/偕成社)

引用:https://www.crayonhouse.co.jp/img/goods/l/9784031024402.png

音の表現が特徴的な絵本。しかけそのものは少ないものの、「じゃあじゃあ」「びりびり」といった擬音が、ページごとにテンポよく続くことで、めくる動作が楽しくなる構成です。破れにくいボードブックタイプで、1歳に最適です。

後輩保育士にお気に入りの絵本一冊を選んでもらった時にこの絵本をおすすめしていました。子ども達だけでなく、読み聞かせをする大人にも人気の一冊です!

『どうぶついろいろかくれんぼ』(いしかわこうじ/ポプラ社)

引用:https://www.ehonnavi.net/img/cover/350/350_10499.jpg

カラフルな型抜きしかけが楽しい一冊。ページをめくると、動物の形が現れる“かくれんぼ”スタイルが魅力で、視覚的にも指先の動き的にも楽しめます。色や形の認識にも役立ちます。
子ども達は想像を膨らませながら見ているので、どこかな?と考えたりする姿も見られる絵本です。

『めくってばあ!』(いりやまさとし/Gakken)

引用:https://m.media-amazon.com/images/I/51TPtFVZbCL.jpg

ページの中のしかけをめくると、動物たちが「ばあっ」と登場!シンプルながら、1歳児にとって“めくる”楽しさが詰まった絵本です。親子で「つぎは何が出るかな?」と一緒に楽しめます。
ぴよちゃんは子ども達に人気でよく絵本の取り合いになるほどでした。(笑)

しかけ絵本を楽しむコツと注意点

読み聞かせのコツ|しかけのタイミングを一緒に楽しもう

しかけ絵本を読むときは、ただ読み上げるだけでなく「次はなにが出てくるかな?」「ここをめくってごらん!」といった声かけをすることで、親子のコミュニケーションが広がります。

子ども自身がしかけに“参加”して楽しめるよう、読み手はテンポや間を工夫するのがおすすめです。

1歳児でも破れにくい絵本を選ぶポイント

1歳児はまだ力加減が難しい時期。しかけを無理に引っ張ったり、なめたりすることもあります。できるだけ「厚紙タイプ(ボードブック)」で作られた絵本を選びましょう。

また、「角が丸い」「なめても安心な素材」など、安全面にも配慮されているかをチェックするのがポイントです。

安全性に配慮した素材や設計もチェック

誤飲の可能性がある小さなパーツが使われていないか、破れたときに鋭利にならないかなど、安全性の視点も大切です。信頼できる出版社の絵本や、対象年齢が「1歳〜」と明記されているものを選びましょう。

プレゼントにも!しかけ絵本のおすすめ活用シーン

誕生日や出産祝いにぴったりな理由

しかけ絵本は、視覚・触覚・聴覚を通して楽しめるため、成長段階に関係なく長く愛用できます。1歳の誕生日や、0〜1歳児の出産祝いとしても喜ばれるアイテムです。

名入れできるタイプや、ギフトセットになっているものもあり、贈り物にも最適です。

おでかけ用ミニサイズ絵本も便利

移動中の電車や車内でぐずってしまうこと、ありますよね。そんなときに活躍するのが「ミニサイズ」のしかけ絵本。軽くてかさばらず、バッグに1冊入れておくだけでお出かけがぐっと楽になります。

音が出ないタイプを選べば、静かな場所でも安心して使えます。

兄弟で一緒に楽しめるしかけ絵本も!

しかけ絵本は、年齢差のある兄弟でも一緒に楽しめるのが魅力のひとつです。上の子が下の子に読み聞かせてあげたり、「一緒にめくってあげる」経験が、思いやりや関係性を育むきっかけになることも。

家族みんなで楽しめる絵本として、しかけ絵本は長く重宝します。

まとめ|1歳から絵本習慣を楽しもう

しかけ絵本は「楽しさ+学び」の宝箱

1歳の子どもにとって、しかけ絵本はただのおもちゃではなく、「自分で動かす」「見て驚く」「触れて理解する」という体験を通じて、五感と脳を育む大切なツールです。楽しい時間の中に、学びのエッセンスがたっぷり詰まっています。

親子のコミュニケーションを深める第一歩に

毎日の中で、親子で絵本を開くひとときは、子どもの安心感や自己肯定感を育む大切な時間です。1歳からのしかけ絵本は、「一緒に楽しむ」「笑い合う」最初のステップにぴったり。

ぜひお気に入りの1冊を見つけて、今日から“絵本習慣”を楽しんでみてください。

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