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🎃【ハロウィン絵本】『トリック オア トリート!』で楽しむおばけの世界|あらすじ・読み聞かせのコツも紹介

目次

『トリック オア トリート!』ってどんな絵本?

ハロウィンの世界をやさしく描いた人気作品

『トリック オア トリート!』(作:岡村志満子/教育画劇)は、ハロウィンの夜に繰り広げられる、子どもたちとおばけたちの愉快なやりとりを描いた絵本です。
ハロウィンといえば「おばけ」「かぼちゃ」「おかし」など、子どもたちにとってドキドキわくわくするイベント。
この絵本は、そんなハロウィンの楽しさを“ちょっぴり不思議でやさしい世界観”で表現しており、初めてハロウィンに触れる子どもにもぴったりの内容になっています。

ページをめくるたびに登場するのは、かわいらしい仮装の子どもたちと、どこか憎めないおばけたち。
「おかしをくれなきゃいたずらしちゃう!」のかけ声とともに、物語はテンポよく進んでいきます。

☆私が働いていた保育園でもハロウィンの季節に大人気で、毎年この絵本の読み聞かせをしていましたよ!

作者・岡村志満子さんが描くユーモラスなおばけたち

作者の岡村志満子さんは、ユーモラスであたたかみのあるキャラクターづくりで知られる絵本作家。
この作品でも、怖いというより“かわいらしいおばけ”たちが登場します。
小さな子どもでも怖がらずに楽しめるよう、色づかいや表情に工夫が施されています。
おばけたちはいたずら好きですが、どこかおっちょこちょいで愛嬌たっぷり。
子どもたちは「次はどんなおばけが出てくるのかな?」と、自然にページをめくりたくなります。

絵のタッチと色づかいが楽しい!ハロウィンの雰囲気を満喫

背景には夜空やカボチャランタン、キャンディの包み紙など、ハロウィンらしいモチーフがたっぷり。
黒やオレンジを基調としたカラフルな色づかいが、ハロウィン気分をぐっと盛り上げてくれます。
ページごとに変わる構図や登場人物の表情が細かく描かれているので、何度読んでも新しい発見があります。
小さな子どもでも「見て楽しめる」要素が満載です。

あらすじ紹介|「トリック オア トリート!」の物語

仮装した子どもたちとおばけのちょっと不思議な夜

ハロウィンの夜、仮装をした子どもたちが「トリック オア トリート!」の掛け声とともに町を歩きます。
ドアをノックすると、出てきたのはなんと“おばけ”。
びっくりしながらも「おかしをくれなきゃいたずらしちゃう!」と元気に言う子どもたちに、おばけたちはどんな反応をするのでしょうか……?

一見こわそうに見えるおばけたちですが、実はみんな優しくて、おかしをくれたり、一緒に遊んでくれたり。
ハロウィンの夜が進むにつれ、子どもたちとおばけの距離がどんどん縮まっていきます。

「おかしをくれなきゃいたずらしちゃう!」の掛け声が楽しい

この絵本の最大の魅力は、なんといってもテンポの良い繰り返しのセリフ。
「トリック オア トリート!」という言葉が何度も登場し、読むたびに子どもたちが一緒に声を出してくれます。
繰り返しのリズムが心地よく、読み聞かせにもぴったり。

園での行事前や、おうちでのハロウィン準備中にも、自然と気分を盛り上げてくれます。

☆子ども達のごっこ遊びの中にもハロウィンが自然と入っていき、呪文のように「トリックオアトリート!」と叫んでいる子もいました。(笑)「ハリーポッターになったのか!?」と思ってしまうほどで可愛らしかったのも思い出です。

最後までワクワクが続く、親子で笑顔になれる展開

ラストは、子どもたちとおばけたちが一緒に「ハッピーハロウィン!」と声を合わせる、温かいエンディング。
「怖い」というより「楽しい」「うれしい」という気持ちが残る物語です。
小さな子どもたちが安心してハロウィンを楽しめる内容で、寝る前の読み聞かせにもおすすめです。

読み聞かせのコツとおすすめの楽しみ方

リズム感を大切に!セリフを元気に読もう

「トリック オア トリート!」のセリフは、テンポよく元気に読むのがコツ。
声に抑揚をつけて「おかしをくれなきゃ〜いたずらしちゃうぞ!」とちょっぴり演技を入れると、子どもたちの反応が変わります。
ページをめくるたびに「次は何が出てくるの?」と期待を高めてくれるはずです。

☆0~2歳児クラスの子ども達はまだ言いにくい言葉でもあるのですが、気持ちで伝えようとしているのが感じられて微笑ましかったですよ!

ページごとに「誰が来るかな?」と一緒に予想する

読む前に「今度はどんなおばけが出てくるかな?」と声をかけてみるのもおすすめ。
想像力を膨らませながら読むことで、より深く物語に入り込めます。
子どもが自由に答えられるように質問を投げかけると、会話が広がります。

仮装やごっこ遊びと合わせて楽しむアイデア

ハロウィン当日や行事前には、絵本の内容に合わせて仮装遊びをしてみましょう。
「ぼくはかぼちゃおばけ!」「私はねこ!」など、子どもが自分の役になりきることで、絵本の世界をよりリアルに感じられます。

対象年齢とおすすめシーン

3歳頃から楽しめる!ハロウィン導入にぴったり

文字数が少なくテンポがよいので、3歳頃からが読みやすい目安です。
2歳児でも繰り返しフレーズを楽しめる内容なので、年少クラスの導入にも最適。
初めてハロウィンを知る子どもにもわかりやすい表現になっています。

☆ちなみに私が働いていた保育園では2歳児クラスの子ども達でも楽しんで見ていたので、お子さんの様子やクラスの様子を見ながら読み聞かせしてもいいかもしれないですね。

保育園・幼稚園の行事読み聞かせにもおすすめ

行事シーズンの読み聞かせにもぴったり。
ハロウィン会の導入として読むと、子どもたちが自然と雰囲気に入り込めます。
クラス全体で「トリック オア トリート!」の掛け声を一緒に言うのも楽しいですよ。

おうち時間にも◎ ハロウィン気分を高めよう

家庭での読み聞かせにもおすすめ。
キャンディやカボチャの飾りを並べて読むだけでも特別な時間になります。
「今年のハロウィン、何に変身しようか?」と会話を広げるきっかけにもなります。

まとめ|『トリック オア トリート!』でハロウィンをもっと楽しく

やさしい“おばけの世界”が、子どもたちの想像力を育む

この絵本は、ハロウィンの楽しさと“ちょっぴり不思議な世界”をやさしく描いた一冊。
子どもたちが怖がらずにおばけと仲良くなれる世界観が魅力です。

親子でハロウィンを楽しむきっかけになる一冊

行事前の導入や当日の読み聞かせにもぴったり。
「トリック オア トリート!」の掛け声とともに、親子で笑顔になれる時間を過ごせることでしょう。
今年のハロウィンは、ぜひこの絵本で楽しい夜を演出してみてください🎃✨

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