ほくほく甘いさつまいもは、子どもが大好きな秋の味覚。今回は1歳頃からおすすめの、さつまいもが主役の絵本『さつまのおいも』をご紹介します。作者はシンガーソングライターであり、日本で初めての男性保育士でもある中川ひろたかさん!子どもも大人も笑ってしまうユーモア溢れるストーリーと、その魅力をお伝えします。
かわいいおいもファミリー!子どもがハマる絵本!!
主人公はさつまいもの家族。芋掘りをする子どもたちとのやり取りが、面白おかしく描かれています。1995年に出版されて以来、「子どもが大喜び」「何度も読んでと持ってくる」とママ・パパたちからも大好評のロングセラー絵本。人気の秘密を、3つのポイントにまとめてみました。
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~1歳児のおすすめ絵本シリーズ「さつまのおいも」~おすすめポイント3選
子どもにとってさつまいもは、離乳食から食べている身近な食材。絵本に知っているものが出てくると、嬉しくて自然と興味を持ってくれますよ。さらに1歳頃の子どもは、少しずつ生活習慣を身につけ始める時期。おいもたちがご飯を食べたり、歯磨きしたり、トイレに行ったりする姿に親しみが生まれます。
村上康成さんのイラストは、明るくはっきりしているので、1歳頃の子どもにおすすめ!おいもたちのユーモラスな表情から、今どんな気持ちかな?と親子で想像しながら読むのも楽しいですよ。また、短い文章でリズムよくページをめくれるので、読み聞かせが苦手というパパ・ママも安心♪子どもも飽きずに、絵本の世界を楽しむことができます。
茶目っ気たっぷりのお芋たちが、子どもと綱引きをしたり、最後はまさかのおならで反撃したりと、クスクス笑える場面がたくさんあります。さつまいもの産地にちなんで、薩摩弁が使われているのもおもしろポイント。「ごわす」など独特の言い回しに、子どもたちはハマるようです。ぜひおいもになりきって、楽しい雰囲気で読み聞かせしてみてくださいね。
「さつまのおいも」のあらすじ
土の中で仲良く暮らすおいもの家族。ご飯を食べたり、歯を磨いたり、トイレやお風呂にも入ります。筋トレ、水泳、ランニングなど、毎日トレーニングも欠かしません。そして、眠るときはみんな一緒。まるで人間のような生活です。
ある日、おいもたちの畑に、子どもたちが芋掘りにやってきました。おいもと子どもの綱引きの始まりです!「うんしょ、とこしょ」おいもたちも踏ん張りますが…残念!結果は子どもたちの勝ち。
早速、焚き火を囲んで焼き芋大会です。ほくほく、甘くて美味しいおいも。たくさん食べると・・・「プーッ」あれれ、戦いはまだ終わっていなかった!?
最後に勝つのはいったい誰でしょう。
「さつまのおいも」のまとめ
子どもが喜ぶさつまいもが主人公の絵本『さつまのおいも』をご紹介しました。明るくはっきりした絵と、最後まで飽きないストーリー展開で、1歳くらいから小学生まで楽しめる作品です。芋掘り遠足の前後、おいもが大好物という子にもおすすめ。焼き芋を食べるとき、絵本のおいもたちを思い出してつい吹き出してしまうかも?ぜひお気に入りのページを見つけて、親子で笑顔になってくださいね!