子どもに楽しく学んでほしい。
そんな想いにぴったりなのが「フェルト絵本」です。柔らかくて扱いやすいフェルト素材を使った絵本は、子どもの手にフィットしやすく、遊びながら自然と知育ができるアイテムとして人気を集めています。
このブログでは、市販で手に入るおすすめフェルト絵本から、手作りの方法、無料の型紙情報、年齢別の活用アイデアまで、まるごと紹介します。
親子で楽しむ知育時間のヒントとして、ぜひお役立てください。
フェルト絵本ってなに?知育との関係とは

フェルト絵本の特徴とは?
フェルト絵本とは、紙ではなくフェルト素材でできた絵本のこと。ページも中身も布製で、破れたり尖ったりしないため、0〜5歳の子どもにも安心して使えるのが魅力です。
中にはマジックテープやスナップボタン、ファスナーなどを取り入れた「遊べる絵本」もあり、ページをめくるたびに指先を使うしかけが満載。手触りも楽しく、視覚・触覚・聴覚を刺激してくれる知育アイテムです。
なぜ知育にフェルトが効果的なの?
フェルト絵本が知育に効果的とされる理由は、「五感を使って遊べるから」です。
- 柔らかな触感で安心感と興味を引き出す
- 色と形の違いを視覚的に認識できる
- つけ外しの動作で**指先の巧緻性(こうちせい)**を高める
- 自由なごっこ遊びで想像力・表現力が伸びる
つまり、ただ読むだけの絵本とは違い、「手で操作する体験」が知育の幅をぐっと広げてくれるのです。
市販の絵本との違いと魅力
紙の絵本と違って、フェルト絵本は“破れない・濡れにくい・音がしない”というメリットがあります。外出先や車内、病院の待合室でも静かに遊べるのは大きなポイントです。
また、遊びながらストーリーを進められる「インタラクティブな体験」は、子どもの集中力を高める効果も。飽きにくく、繰り返し遊びたくなる仕掛けが満載です。
市販で手に入るおすすめのフェルト絵本

人気のフェルト絵本2選(Amazon・楽天で買える)
以下は特に人気のある市販フェルト絵本です。
- Busy Book(ビジーブック)フェルト版
→ ファスナー・ボタン・靴ひもなど、生活スキルの練習にもなるしかけ満載。 - Quiet Book(クワイエットブック)
→ 名前の通り静かに遊べる本。持ち運びしやすく旅行や病院にもぴったり。
持ち運びにも便利!外出時に活躍するフェルト絵本
フェルト絵本は軽量でかさばらないため、お出かけバッグに一冊入れておくと大活躍します。特に「Quiet Book」はコンパクトサイズでおすすめ。ベビーカーに付けられるループ付きのタイプもあり、移動中のぐずり対策にもなります。
ギフトにも◎知育玩具としてのフェルト絵本
誕生日や出産祝いとしてフェルト絵本を贈る人も増えています。名入れできるタイプや、収納ポーチ付きのものもあり、見た目にも可愛らしく、実用性も◎。知育玩具として喜ばれるアイテムの一つです。
手作りフェルト絵本のすすめ|作り方と型紙情報

初心者でもできる!フェルト絵本の基本の作り方
手作りフェルト絵本は、世界に一つだけのオリジナル絵本が作れる楽しさがあります。基本的な作り方は以下の通りです。
〈基本の流れ〉

- フェルト布をページサイズにカット
- スナップやマジックテープ、パーツを縫い付ける
- 複数ページを縫い合わせて絵本の形にする
- 表紙やタイトルをデコレーションする
ミシンがなくてもOK。手縫いでも十分作れますし、グルーガンを使えばさらに手軽です。
無料で使える型紙サイトまとめ
手作りに役立つ無料の型紙サイトも豊富にあります。
- Pinterest(ピンタレスト)
→ 海外のオシャレなデザインが多く、検索ワードは「felt quiet book」「felt busy book」など。 - Etsy(エッツィー)
→ 有料販売が中心ですが、無料DL可能な型紙もあり。英語表記が多いので注意。 - 日本のハンドメイドブログや育児サイト
→ 「フェルト絵本 型紙 無料」と検索すると、図案つきのブログ記事が多数ヒット。
型紙を活用すれば、絵が苦手な方でも安心して挑戦できます。
安全に作るための道具とポイント
安全性を高めるために、以下の点に注意しましょう。
- 誤飲の恐れがある小さなパーツは避ける
- 糸のほつれはしっかり処理する
- 角は丸くカットする
- 洗えるフェルトを使用すると衛生的
また、赤ちゃん向けには縫い付けパーツのみ、3歳以上ならファスナーなどもOKと、年齢に応じて使う材料を変えると安心です。
オリジナルページのアイデア例(色・形・季節など)
以下のようなテーマで作ると、知育効果がさらにアップします。
- 色合わせ(カラーパネルをマッチさせる)
- 形遊び(三角・丸・四角などを分類)
- 着せ替え(洋服のパーツを組み合わせる)
- 季節行事(クリスマス・ひな祭り・夏祭りなど)
物語仕立てにしても◎。「うさぎさんがおでかけ」「くだものを買いにいく」など、ストーリーを展開することでごっこ遊びの幅が広がります。
年齢別・フェルト絵本の楽しみ方と知育効果

1~2歳|感触と色の世界を楽しむ
この時期の子どもは、まだ口に入れてしまうことも多いので、安全重視が基本。大きなパーツで色遊び・形合わせがメインとなります。指先を使うことが刺激になり、発語や好奇心にもつながります。
おすすめの遊び方:
- ペタペタ貼れるだけのページ
- 色を合わせるだけのシンプルな構成
3~4歳|ファスナー・ボタンで手指を育てる
この頃から「できた!」という達成感を感じる遊びが増えてきます。フェルト絵本のファスナーやスナップは、指先のトレーニングにぴったり。生活スキルの練習にもなり、自立心を育てる助けにも。
おすすめの仕掛け:
- 洋服の着せ替え
- 靴ひもを結ぶ
- 果物や野菜を収穫する遊び
5歳以降|ごっこ遊びやストーリー展開で想像力を育む
年長児になると、自分で物語をつくる力も育ってきます。フェルト絵本を「自分だけの舞台」として、創作遊びやごっこ遊びの材料に。フェルトパーツを自由に組み合わせることで、空想力・創造力が伸びていきます。
おすすめのテーマ:
- お店屋さんごっこ
- 家族ごっこ
- 物語の続きを考える遊び
まとめ|フェルト絵本で広がる親子の知育時間
「フェルト×知育絵本」は、子どもの感性や発達段階に合わせて柔軟に楽しめる知育アイテムです。市販のものを取り入れるのも良し、親子で手作りしてみるのも良し。
ふわふわとした触感とカラフルな世界に、子どもたちは夢中になりながら学びを深めていきます。
ぜひ、あなたも今日からフェルト絵本を生活に取り入れて、楽しく賢い親子時間を過ごしてみてくださいね。
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