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秋におすすめ!さつまいも絵本特集|親子で楽しむ季節の読み聞かせ

目次

秋に読みたい「さつまいも絵本」の魅力

秋といえば食欲の秋。子どもたちにとっても、焼きいもやスイートポテトなど「さつまいも」は身近で親しみやすい存在です。そんなさつまいもをテーマにした「さつまいも絵本」は、秋の季節感を味わいながら楽しめる読み聞かせとして、保育園や家庭で人気があります。

さつまいも絵本が子どもに人気の理由

子どもは食べ物が大好きです。中でも、甘くてホクホクしたさつまいもは、小さな子どもにも親しみやすく、絵本に登場すると「食べたい!」という気持ちと同時に、楽しいイメージが膨らみます。また、さつまいもは掘る・洗う・焼くといった工程も身近で、絵本の題材にすることで、子どもの生活体験と結びつけやすいのも魅力です。

また、幼稚園や保育園では『いも(さつまいも)掘り』をする園も多いのではないでしょうか?園内行事にもなるさつまいもは子ども達にも人気食材なので、導入として絵本を見るのも大切ですよね。

季節感を楽しみながら心を育む読み聞かせ効果

秋は自然の恵みを感じられる季節。絵本を通して「収穫する楽しみ」や「みんなで分け合う喜び」を体験できることは、子どもの心を豊かに育みます。また、擬人化されたさつまいもが登場する絵本は、ユーモアや想像力を育てるきっかけにもなります。

人気のさつまいも絵本紹介

ここからは、特におすすめの「さつまいも絵本」を紹介します。どれも秋に読みたい名作ばかりで、保育園でも家庭でも楽しめます。
☆ちなみに紹介する絵本は私が保育園で働いていた頃、毎年秋の季節になると読んでいた絵本です。なので、私自身も好きな絵本なのでおすすめです!(笑)

『さつまのおいも』|ユーモアいっぱいのさつまいもたち

中川ひろたかさん作、村上康成さん絵の『さつまのおいも』は、長年子どもたちに愛されてきた大人気の絵本です。畑の中にいるさつまいもたちが、人間と同じように生活している様子がユーモラスに描かれています。

食べるだけではなく、「おならくらべ」や「うんどうかい」をして楽しむさつまいもたちの姿に、子どもたちは大笑い。読み聞かせの場でも大盛り上がり間違いなしの一冊です。秋の保育園や家庭で読むと、季節感を感じつつ笑顔いっぱいの時間を過ごせます。

☆秋の時期は運動会シーズンとも重なるので、子ども達にとっては想像が膨らむばかりの楽しさです。焼き芋をした事がなくても、絵本を通して知る事が出来たり、食べた後の面白さを感じられるのがこの絵本の魅力ですね!

『おいもさんがね・・・』|のんびり楽しいおいもの世界

とよたかずひこさん作の『おいもさんがね・・・』は、やさしくてほのぼのした雰囲気の絵本です。土の中で眠っていたおいもさんが、掘られて洗われ、焼かれて…という流れを、リズミカルな言葉で描いています。

子どもが声に出して楽しめるリズム感が特徴で、小さい子どもにもぴったり。読み聞かせながら「次はどうなるのかな?」とワクワクする気持ちを育てられます。おいもさんが最後にみんなで食べられて「おいしいね」と笑顔になる場面は、秋の食育にもつながります。

☆再度のページでほかほかのさつまいもが出てくるのですが、子どもも大人もなんだか温まるような感覚になります。絵本の読み聞かせをしている最中に思わずよだれを垂らしている子どももいたのが懐かしくもあり、微笑ましかったです!

その他おすすめのさつまいも絵本

さつまいも絵本は他にもたくさんあります。例えば、

  • 『いもほりバス』(藤本ともひこ)
     元気いっぱいのバスが、子どもたちと一緒に芋掘りを楽しむお話。テンポの良い展開で盛り上がります。
  • 『やきいもするぞ』(おくはらゆめ)
     焼きいもを作る楽しさがいっぱい詰まった絵本。読み終わったら「焼きいも食べたい!」という声があがるかもしれません。
  • 『さつまいもごろごろ』(ふくだすぐる)
     土の中からたくさんのおいもが出てくるワクワク感を描いた一冊。数や形にも興味を持つきっかけになります。

年齢や発達に合わせて選ぶことで、絵本をより楽しく味わうことができます。

☆全国の書店では、季節ごとのおすすめ絵本をコーナーとして並べてくれている所もあると思うので、目の前にいる子ども達に読んであげたいと思える絵本を選んで読んでみてあげてくださいね。

保育や家庭での活用アイディア

絵本を読むだけでなく、さつまいも絵本をきっかけにした活動を取り入れると、子どもたちの体験はさらに広がります。

読み聞かせと一緒に楽しむ秋の製作活動

『さつまのおいも』を読んだ後に、画用紙で「おいも人間」を作ったり、『おいもさんがね・・・』を題材に紙粘土で焼きいもを作る遊びもおすすめです。絵本と製作をつなげることで、子どもの記憶に残りやすくなり、活動への意欲も高まります。

☆ちなみに私は新聞紙遊びをした後に、新聞紙でさつまいもを作りのりで固めてから絵の具を塗ってリアルさつまいもを作る製作を子ども達としましたよ!

絵本から広がる食育や季節の話題

さつまいもは、ビタミンや食物繊維が豊富で体に良い食べ物。絵本を通して「さつまいもは体にいいんだね」「収穫の季節なんだね」といった食育につなげることができます。家庭で実際に焼きいもを作ったり、保育園でさつまいも掘り体験を取り入れると、より実感を持って楽しめます。

遊びや会話につなげる工夫

絵本を読んだ後に「どんなさつまいもが好き?」と質問したり、「焼きいも屋さんごっこ」を楽しむのもおすすめです。ごっこ遊びを通して、想像力や言葉のやりとりも育ちます。

まとめ|さつまいも絵本で季節をもっと楽しもう

読み聞かせで広がる秋の豊かな体験

「さつまいも絵本」は、秋の季節感を感じながら親子で楽しめる読み聞かせの時間を作ってくれます。ユーモアたっぷりの『さつまのおいも』、リズム感のある『おいもさんがね・・・』など、それぞれの作品に違った魅力があり、子どもの年齢や興味に合わせて選ぶことができます。

子どもと一緒に「おいも時間」を楽しむポイント

絵本を読むだけでなく、製作やごっこ遊び、実際の焼きいもづくりなどにつなげることで、子どもの体験はさらに広がります。この秋はぜひ「さつまいも絵本」を取り入れて、親子で笑顔あふれる「おいも時間」を過ごしてみてください。

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