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【感動の名作】宮西達也さんの絵本おすすめ5選|『おまえうまそうだな』に込められた愛と命のメッセージ

「読んでいるうちに、涙が出てきた」
「子どもよりも私が感動してしまった」

そんな声が多く寄せられる絵本作家・宮西達也さん。
恐竜や動物が登場するユーモラスな絵柄の中に、“命”や“やさしさ”を伝える深いメッセージが込められています。

この記事では、代表作『おまえうまそうだな』を中心に、宮西達也さんの人気絵本やおすすめ作品、そして多くの人に愛される理由を紹介します。

目次

宮西達也さんってどんな絵本作家?

恐竜や動物たちが伝える「やさしさ」と「勇気」

宮西達也さんの作品には、恐竜や動物、ロボットなど子どもが大好きなキャラクターが多く登場します。
けれども、単なる「かわいい」「おもしろい」だけではありません。
どの作品にも共通して描かれているのは、“思いやり”“勇気”“愛”といった、人として大切な心の成長です。

独特の筆づかいと温かみある色づかいが魅力

力強くも優しい筆づかい、そして少し懐かしさを感じる色づかい。
一枚一枚のページから、まるで絵本の世界に引き込まれるような迫力と温かさを感じます。
子どもにもわかりやすく、大人が読んでも心に残る作品が多いのが特徴です。

☆私も保育士になりたての頃に先輩保育士でもある友人からこの絵本をいただいたのですが、初めて読んだ時に心にじーんときて涙が自然と出ていたのを今でも覚えています。

親子で心を通わせるテーマが多い理由

宮西さんが描く物語の多くには、“親と子の愛情”が根底にあります。
それは、どんなに姿や立場が違っても、心でつながっているというメッセージ。
子どもと一緒に読むことで、自然と“ありがとう”や“だいすき”の気持ちが伝わります。

代表作『おまえうまそうだな』の魅力

あらすじ|肉食恐竜と子どもの心の交流

ある日、肉食恐竜ティラノサウルスが草むらで出会ったのは、卵からかえったばかりの小さなアンキロサウルスの赤ちゃん。
おなかをすかせたティラノサウルスは思わず「おまえ、うまそうだな」とつぶやきます。
けれども赤ちゃんは勘違いして、「おとうさん!」と懐いてしまうのです。

ティラノサウルスは戸惑いながらも、その子を守り、育てていくうちに、「やさしさ」と「愛情」を知っていく――。

このシンプルで力強い物語が、多くの人の心を打っています。

「強さ」と「やさしさ」を伝える感動のラスト

最後に訪れる別れのシーンでは、子どもだけでなく大人も涙してしまうほど。
“本当の強さとは、相手を思いやること”というメッセージが胸に響きます。
絵の力と少ない言葉で、ここまで感情を動かす作品はそう多くありません。

子どもだけでなく大人も涙する理由

『おまえうまそうだな』は、単なる恐竜のお話ではなく、親子の愛そのものを描いた物語です。
子どもを見守る保護者の気持ち、手を離れる切なさ――読むたびに違う感情が湧き上がります。
だからこそ、何年たっても読み継がれるのです。

宮西達也さんのおすすめ絵本5選

①『おまえうまそうだな』シリーズ(ティラノサウルスシリーズ)


【送料無料】おまえうまそうだな/宮西達也

宮西達也さんの代表作。2003年の刊行以来、シリーズは20作以上に広がり、累計1,000万部を超える人気シリーズです。
『あいしてくれてありがとう』『あなたをずっとずっとあいしてる』など、タイトルごとに“愛のかたち”を描いています。
読み聞かせでも感動の涙を誘う名作です。

☆宮西達也さんの絵本を読むなら一番最初に読んでほしいのがこの一冊。イラストは一見怖く感じるかもしれないですが、内容は本当に心温まるお話しなので子どもも大人も関係なく読んでほしいです。

②『きょうはなんてうんがいいんだろう』

ネズミが1日を過ごす中で、実はたくさんの“ラッキー”に守られていることに気づくお話。
一見、災難ばかりに見えても、実は幸運の連続だった――というポジティブなメッセージが魅力です。
小さな幸せを感じるきっかけになる絵本です。

☆最近はネガティブな事につい目がいってしまいがちですが、ポジティブに見方を変えられる素敵な絵本です。小さいうちからポジティブな捉え方が出来ると心が綺麗で素直な人に育っていきますよね。

③『あなたをずっとずっとあいしてる』


【送料無料】あなたをずっとずっとあいしてる/宮西達也

「おまえうまそうだな」と並んで人気の高い感動作。
親から子への“無償の愛”がまっすぐに伝わるストーリーで、卒園や誕生日のプレゼントにもぴったり
読んだ後に、子どもをぎゅっと抱きしめたくなる一冊です。

☆子どもの成長の節目で読んであげてほしい絵本です。言葉一つ一つに思いやあたたかみを感じられますよ。

④『にゃーご』


【送料無料】にゃーご/宮西達也/子供/絵本

ねこの“にゃーご”と、ねずみたちの掛け合いがユーモラスでテンポの良い作品。
笑いながらも、最後には「やさしさとは何か」を感じさせてくれる構成になっています。
読み聞かせで会場を盛り上げたいときにおすすめです。

⑤『おかあさんだいすきだよ』


【送料無料】おかあさんだいすきだよ/みやにしたつや

やさしい言葉とシンプルな絵で、“母と子の愛情”を描いたロングセラー絵本。
感情移入しやすく、3歳ごろから楽しめる内容です。
お母さんへの感謝の気持ちを伝えるきっかけにもなります。

☆今の季節とは違いますが、母の日やお母さんの誕生日の時、感謝の気持ちを込めたい時に親子で一緒に読めるといいですよね。こちらもおすすめの一冊です。

宮西達也さんの絵本が人気の理由

心に響く“やさしい涙”のストーリー

登場するのは恐竜や動物たちなのに、読後はまるで自分の家族の話を読んだような温かい気持ちになります。
「泣ける絵本」ではなく、「心がじんわり温まる絵本」
これこそ、宮西達也さんの魅力です。

シンプルな言葉で伝わる「人のぬくもり」

難しい表現を使わず、短いセリフで心の動きを描く。
だからこそ、幼い子どもでも感情を受け取りやすく、何度も繰り返し読みたくなるのです。

保育園や学校の読み聞かせに選ばれる安心感

「子どもが集中して聞いてくれる」「最後に静まり返るほど感動する」
そんな声が多く、保育園や小学校での読み聞かせ定番としても定着しています。

☆私が働いていた保育園でも幼児クラスに各部屋一冊ずつは必ずあるほど人気でしたよ。

読み聞かせのコツと年齢別の楽しみ方

3〜4歳|登場キャラクターの表情をまねして読もう

この年齢では、感情を声に出して伝えることがポイント。
ティラノサウルスの「ガオー!」や子どもの「おとうさん!」を楽しく演じると、ぐっと物語に引き込まれます。

5歳〜小学生|セリフを分担して感情を込めると◎

親と子で登場人物を分けて読むと、自然と共感や対話が生まれます。
ラストに感じたことを話し合うと、心の成長にもつながります。

親子で読んだあとに「どう思った?」と会話を楽しむ

「ティラノサウルスはなんで優しくなったのかな?」など、問いかけを通して親子のコミュニケーションを深めましょう。
答えは一つではありませんが、考える時間そのものが“読み聞かせの余韻”になります。

まとめ|宮西達也さんの絵本で“やさしい心”を育もう

宮西達也さんの絵本は、恐竜や動物という親しみやすいキャラクターを通して、人を思いやる気持ちや命の尊さを伝えてくれます。
読むたびに感じる“やさしい涙”は、親子の心をつなぐ宝物のような時間。

忙しい毎日の中で、1冊の絵本をゆっくり読む時間を大切にしてみませんか?
きっと、子どもも大人もあたたかい気持ちになれるはずです。


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