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絵本『いないいないばぁ』の魅力とは?あらすじ・対象年齢・読み聞かせにおすすめの理由を解説

赤ちゃん向けの絵本と聞いて、真っ先に思い浮かぶ一冊が
松谷みよ子さん作の『いないいないばぁ』ではないでしょうか。

シンプルな言葉とくり返しのリズム、そして温かみのある絵。
発売から長い年月が経った今も、家庭や保育園で読み継がれている名作絵本です。

この記事では、絵本『いないいないばぁ』のあらすじや対象年齢、人気の理由、読み聞かせのコツまで、初めての方にも分かりやすく解説します。

目次

絵本『いないいないばぁ』とは?


いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ]

作者・松谷みよ子さんについて

『いないいないばぁ』の作者は、児童文学作家の松谷みよ子さん
日本の子どもたちの心に寄り添った数多くの作品を残し、特に赤ちゃん向け絵本の分野で高い評価を受けています。

松谷みよ子さんの作品は、「難しいことを教える」のではなく、
子どもが自然に感じ、反応し、楽しめることを大切にしているのが特徴です。

長く愛され続けるロングセラー絵本

『いないいないばぁ』は、初版から何十年も読み継がれてきたロングセラー。
世代を超えて「親が読んでもらった絵本を、今度は自分の子に読む」という家庭も少なくありません。

時代が変わっても色あせないのは、
赤ちゃんの本能的な反応に寄り添った内容だからこそだと言えるでしょう。

☆実際に私が働いてどの保育園にもこの絵本はあって、0歳児クラスでよく読んでいたのを覚えています!

こんなお話|『いないいないばぁ』のあらすじ

くり返しが楽しいシンプルなストーリー

絵本『いないいないばぁ』は、とてもシンプルな構成です。
動物たちが顔を隠し、「いないいない……」のあとに
「ばぁ!」と顔を出す、このくり返しが続いていきます。

文章は短く、テンポも良いため、
まだ言葉が分からない赤ちゃんでも自然と引き込まれます。

赤ちゃんが思わず笑顔になる展開

「いないいない」のあとに「ばぁ!」と現れる瞬間は、
赤ちゃんにとって驚きと喜びが同時に訪れるタイミング。

この予測できるけれど楽しい展開が、
赤ちゃんの笑顔や声を引き出してくれます。

☆赤ちゃんならではのどきどきわくわくした表情がこの絵本を通して見られるのも微笑ましいですよ!

対象年齢は?何歳から楽しめる絵本?

0歳・1歳でも楽しめる理由

『いないいないばぁ』は、0歳から楽しめる絵本として知られています。
理由は、言葉の理解よりも「見る」「聞く」「感じる」ことを大切にしているから。

  • はっきりした絵
  • 短く分かりやすい言葉
  • くり返しのリズム

これらは、赤ちゃんの発達段階にぴったり合っています。

2歳以降の子どもに見られる反応の変化

2歳前後になると、子ども自身が
「いないいない……ばぁ!」と声に出したり、
ページをめくるタイミングを待ったりする姿も見られます。

成長に合わせて楽しみ方が変わるのも、この絵本の魅力です。


いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ]

『いないいないばぁ』が人気の理由・おすすめポイント

赤ちゃんの「見る・聞く・反応する」を引き出す

この絵本は、赤ちゃんが持つ
「人の顔を見る」「変化に反応する」という本能を自然に引き出します。

読む側が工夫しなくても、
絵本そのものが赤ちゃんの反応を引き出してくれるのが大きな特徴です。

親子のコミュニケーションが自然に生まれる

読み聞かせを通して、
赤ちゃんと目を合わせ、声をかけ、笑い合う。

『いないいないばぁ』は、
そんな親子のコミュニケーションのきっかけを作ってくれます。

はじめての絵本に選ばれる理由

「最初の一冊に迷ったら、これ」と言われることが多いのも納得の内容。
ページ数も少なく、丈夫な作りなので、
絵本デビューにぴったりです。

☆お祝いごとにあげるのも良し、迷ったら選ぶも良しのおすすめ絵本です!ただし、人気絵本ですでに持っている事もあるので、事前に確認しておくのがポイントです。

読み聞かせのコツ|もっと楽しむポイント

声のトーンや間の取り方の工夫

「いないいない……」の部分は少しゆっくり、
「ばぁ!」は明るく、はっきりと読むのがおすすめです。

声の強弱や間をつけることで、
赤ちゃんの期待感が高まります。

親子・保育士とのやりとりを楽しむ読み方

赤ちゃんが笑ったり声を出したりしたら、
無理に読み進めず、その反応を楽しむことが大切。

「楽しいね」「びっくりしたね」と声をかけることで、
絵本の時間がより豊かなものになります。

保育園・家庭での活用シーン

0歳児クラスでの読み聞かせにおすすめ

保育園の0歳児クラスでは、
短時間で集中できる『いないいないばぁ』が特に活躍します。

集団でも個別でも使いやすく、
子どもたちの反応を引き出しやすい一冊です。

家庭でのスキンシップタイムに取り入れる

寝る前やおむつ替えの後など、
ちょっとした時間に読むのもおすすめ。

「絵本=楽しい時間」というイメージが自然と育まれます。

まとめ|『いないいないばぁ』は一生ものの絵本

『いないいないばぁ』は、
赤ちゃんの成長に寄り添いながら、
親子の時間をあたたかく包んでくれる絵本です。

シンプルだからこそ、何度読んでも楽しめる。
成長とともに、反応が変わるのも魅力のひとつ。

これから絵本を選ぶ方も、
すでに持っている方も、
改めて『いないいないばぁ』の魅力を感じてみてください。


いないいないばあ (松谷みよ子・あかちゃんのほん 1) [ 松谷 みよ子 ]
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